美を追求しすぎて、ついつい厚化粧になっていませんか?
しかし最近は、抜け感を楽しむ「引き算メイク」がトレンドとなっています。
女性の柔らかさ、本来の美しさを引き出す引き算メイクについて、詳しくご紹介します!
引き算メイクとは
引き算メイクとは、ポイントメイクを抑えた化粧のこと。
たとえばアイメイクを濃くしたら、その分チークやリップは控えめにするなど、パーツによってメリハリをつけるのが引き算メイクの特徴です。
人気となっている理由は、気合いが入っていないのに、かわいいorきれいな顔が作れるため。
かつて流行った盛りメイクとは違って、ほどよい抜け感が相手に親近感を持たせてくれるのです。
また、流行りの旬顔になれるので、トレンドファッションとも相性抜群。
ふんわりした女性らしさを演出できるため、男性ウケが良い点も支持されています。
「手抜き」はNG!
ただし注意をしたいのが、引き算をしようとして手抜きをしてしまうこと。
たとえばアイメイクが濃いのに、唇はすっぴん状態では「リップ塗り忘れた?」とつっこまれるだけ。
引き算メイクはあくまでも、すべてのポイントメイクをきちんとしている状態です。
色使いを薄くしたり、強調する部分のバランスをとって、ほどよい抜け感を表現しましょう。
引き算メイクの方法
アイメイク、リップメイク、チークの3点を基本にしてバランスを組み立てていきます。
そしてこのうちの1点のみを濃くする「1点盛り」、2点だけを濃くする「2点盛り」が引き算メイクの基礎となります。
最近はリップを濃くして、目元やチークに引き算メイクをする1点盛りが人気です。
TPOや好みに合わせて、盛り方、引き方を工夫してみましょう。
■ポイント別・引き算メイク術
≪アイメイク≫
ベースとなるアイシャドウは、ベージュや薄いブラウンを選びましょう。
若干パールが入っていると、艶やかさがプラスされておすすめです。
アイメイクを引き算する時は、マスカラを使わないほうが◎。その代わりブラウンのアイライナーを使って、目元を丸く見せましょう。
さりげない強調が、「薄化粧なのにかわいい」を演出してくれますよ。
逆にアイシャドウやアイライナーを使わず、マスカラだけを使う方法もおすすめです。
一度試して、自分の目元の魅力を引き出せる方法を選びましょう。
≪リップメイク≫
口紅やグロスは唇の色に近いピンク、もしくは透明感のあるレッドを選びましょう。リップラインはきっちり描かずに、ぼかすことが大切です。
唇の色が濃い人や唇が厚い人は、ファンデーションを薄く塗ってからメイクを重ねる方法がおすすめです。
≪チーク≫
チークを引き算する時は、ほんのり色づく程度に薄くつけるのが基本。色は鮮やかなピンクやオレンジより、肌色に近いベージュやピンクベージュがおすすめです。
また、肌のツヤ感を出すことは忘れずに。クリームタイプやパール入りのチークを選ぶと良いでしょう。
大きな鏡で顔全体をチェックしながら、バランスの良い引き算メイクを楽しんでくださいね。