先日はアドバイスをありがとうございました。
もともと接客業で働いていたので、ファッションには自信があります。
でも、だからこそ仕事以外のシーンに通用する服装が分からなくなってしまって、困っていた所
だったのです。
面接の際にそれを見抜かれるとは予想していませんでしたが、この方ならばアドバイスに信頼をおけると
思いました。
接客業の場で優先されるのは「セクシーさ」や「女らしさ」「華やかさ」で、デートや会食などにも
多少その風味が出てしまっていたらしいのですが、残念なことに自覚はありません。
自分ではTPOに合わせた服装をしているつもりなのです。
面接の時だって、きちんとした印象になるようにと思ってオフィスっぽい服装を選びました。
あの時指摘されたのは、色の選び方、丈の短さ、お化粧の濃さなど。
考えてみればすべてを否定されたも同然ですが、嫌な気持ちにならなかったのはどうしてでしょうか。
私はもう少しラフなくらいでいい。力を抜いて、本当に好きな洋服を選んでみてと言って下さって、
ふと母に買ってもらったよそ行きを思い出しました。
子供だったから当たり前なのですけれども、無邪気なチェックのスカートに、ローファーを合わせて。
緑色の帽子がとてもおしゃれだと感じたものです。
懐かしくなって、次の面談の日にはチェックのワンピースにモスグリーンのふんわりとしたキャスケットを合わせてみました。
私のお洒落の原点はこれです、と言ってコートを脱いでみせると、ぜんぜんセクシーでもなんでもないあの服装を褒めてくれましたね。
かわいいと言って下さって、ありがとうございました。
本当の自分を思い出したような気がします。